アウトプット日本丸
■国際連合=政界政府ではない!■常任理事国=核保有国、という事実を踏まえて書いていきます。
どうする日本★第1回
滋賀県・新幹線「(新駅)南びわこ駅」開発問題

 滋賀県栗東市に開発予定の新幹線(南びわこ駅)をめぐり、8月行われた知事選で、自公民相乗りの現職候補(推進派)を破り「もったいない」を合い言葉に当選した、社民推薦の嘉田由紀子候補(凍結派)は、公約通り新幹線(南びわこ駅)の新駅開発凍結を県議会でぶち上げた。それに対して県議会は反対の嵐である。しかし、新駅開発の試金石と見られていた知事選だっただけに、この結果は「民意の証明」となったのではないだろうか!!

 当事者である栗東市は「区画整理事業にすでに170億円」を使っておりいさら凍結は出来ないと主張。しかし計画続行になれば、さらに建設費として滋賀県から117億・栗東市から101億・周辺の市から22億と税金が投入される予定だ。
 栗東市民からは、在来線で20分の場所に新京都駅があり「こだま」しか停まらない駅に、税金を使ってまで作る意味が本当にあるのか疑問視されていた。
 さらに嘉田知事の追い風になったのが、9月25日に大津地裁が出した「起債差し止め」の判決。栗東市は、建設費の一部(43億円)を道路拡張名目で、起債(借金)する計画だったが、大津地裁は「道路工事にしては、巨額すぎる」として起債差し止めを命じた。そのことにより、このままでは今後の資金調達が行き詰まることになるとして、10月7日に栗東市は高裁に提訴した。

 嘉田知事は「そもそもの計画(栗東市)に無理があったのではないか?」、今回、司法の判断でその一端が示されたことになる。
 一方、財政難で苦境に立たされた栗東市長は「建設推進に変わりは無い」と、一貫してこれまでの主張をぶち上げた。
 しかし、新駅建設用地の取得代金をめぐる疑惑も浮上してきているなか、本当にもったいないのは、はたしてどちらの主張なのか?

 嘉田知事(凍結派)は「新駅建設には、これからさらに建設費として240億円・区画整理などに410億円が掛かると試算、今ならやめる事が出来ると主張」している。

 県議会等(推進派)は「すでに栗東市が170億円を支出している中、白紙撤回はもったいないと主張」している。

 その最中、先日10月22日に栗東市・市長選挙が行われた。(果たして民意は?)
 立候補者は、
・「国松正一(現職)」候補。推進派で自民党推薦、公明党支持。
・「田村隆光(新人)」候補。凍結派で民主党、社民党推薦。
・「杉田聡司(新人)」候補。中止派で共産党推薦。
 結果は、自民党推薦・公明党支持の国松正一候補が当選した。
 しかし、凍結・中止を訴えた候補の票を足すと、推進派候補の票を大きく上回る結果となり、民意は「凍結もしくは中止せよ!」と結論が出たのではないだろうか。
 何にしろ、すでに我々の「血税」が投入されてしまい、このまま新駅開発が行われれば、更なる無駄遣いが続いて行くことだけは確かなようである。

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